『湯を沸かすほどの熱い愛』をDVDで見た

『湯を沸かすほどの熱い愛』をDVDで見た。

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日本アカデミー賞にノミネートされた話題作、映画好きなら見るっきゃないと思い、鑑賞したがなんだろう。言葉にはできないが、すごいものを見れたなあと思った。

私は人間のありのままが描かれている映画を見るのが好きなので、感情が爆発していたり人間の汚いところを描いてほしいのだが、この映画は汚いところをちゃんと描いていた。あずみの嘔吐、あゆこの失禁、双葉の死に間際。普通の人なら「う、、、」となってしまうところを目を背けず描いている。特に人は安心してしまうとそういうありのままの姿になってしまうんだなって。 

特にこの映画の中で好きだったのは杉咲花ちゃん!夜行観覧車のときから演技力がすごかったけど、若手女優の中で一番だと思う。泣くのを我慢して下唇をぎゅっとする

『帝一の國』を見た

最近忙しくてなかなかブログを書けなかったが、『帝一の國』を試写会で見てきた。

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菅田将暉野村周平竹内涼真、志尊淳、間宮祥太朗千葉雄大という若手イケメン俳優を豪華に使い、原作も最高ときて滑りまくる寒いクソ映画だったらどうしようと心配していたが、どうやら杞憂だったようだ。全然クソ映画じゃなかった。というよりとてもおもしろかった。

 

よかったところ

・とりあえずキャストの使い方がいい

上記のように若手イケメン俳優を豪華にキャスティングしているのだが、どれもはまり役!!!!使い方がよすぎる!!!まず、主役の菅田将暉は若手ナンバーワンの実力派俳優といわれる演技力で帝一役になりきっている。イラストを見ただけでも圧倒的菅田将暉感なのだが、実際に動いているとさらに説得力があるのだ。そしてその演技力を使い全力で観客を笑わせにきている。最高である。

野村周平はイケメンという役を演じるより菊馬のようなクソ男を演じたほうがいいのかもしれない。イケメン役よりも素に近い気がする。

志尊淳はこの映画のなかの時代ではジェンダーレス男子という言葉はないだろうが、ジェンダーレスでかわいかった。世の中の女子は志尊くんにこういう役を望んでいるのではないのか?オラオラ系男子よりも私はこっちのほうを支持する。「にゃん」と言って許される男子など志尊淳以外に存在するだろうか?

間宮祥太朗はそのままでハーフの独裁者顔を演じられるのだからすごい。

千葉雄大は今までかわいいイメージで胸キュン映画に出まくっている印象が強かったが、今回はかわいいキャラではなく、頭脳派キャラだが説得力がもてるのは彼自身が頭の中で計算ができる賢い男なんだろう。

そして、、、

 

・圧倒的竹内涼真の勝利!!!!

こいつはズルい。他の役柄がだいたいクズや癖が強いなかで1人で好青年を好演している。好青年、正義の男というキャラ設定ではほかの癖の強い連中に潰されそうだが、彼はそんなことはない。好青年というキャラで負けていない。途中、竹内涼真が主役だったかなと思うほどだ。帝一の國は恋愛映画じゃないのにときめく。これは『帝一の國』を見た女子高生が全員竹内くんに落ちてしまうんじゃないかと思うほどだ。圧倒的リア恋枠!圧倒的勝利!!!!彼は絶対ブレイクすると思う。

(と思っていたら、『ひよっこ』の出演が決まったらしい。ブレイク確定だ)

 

・最後の言葉がズルい

これは盛大なネタバレになってしまうのだが、帝一役の菅田将暉が発する最後のセリフに鳥肌がたった。それは彼の表情込みでだ。このセリフのせいでわかりやすいと思っていた帝一のキャラ造形が一瞬でつかめなくなる。そのせいで私たちが今まで見てきた映画ってなんだったのだろうという気分になる。彼のセリフは観客にも吐かれた言葉だったのかもしれない。よく予告編などにある「ラスト○○分のどんでん返し」よりもどんでん返しだった。

 

◎まとめ

とっても楽しい娯楽作品だったと思う。GWに楽に見られる、そんな作品だった。とりあえず、滑ってなくてキャストの無駄遣いではなくてほっとした。

 

『3月のライオン(前編)』を見た

3月のライオン(前編)』を見た。

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もともとは興味がなかったのだが、キャストが豪華だったこと、原作を読んでみたらとても面白かったので見てきた。

感想。

・キャスト陣の演技

神木隆之介くんの演技は安定してよかった。彼が演じている桐山零がある出来事でどうにもならない感情を抱え「将棋しかねえんだよおおおおおお」と泣き叫ぶシーンが鳥肌が立つくらいすごかった。一言では言えない、怒り、悲しみ、孤独、さまざまな感情が入り乱れた叫び声。さすが神木隆之介!!!!と思った。

また彼の義理の姉の役を演じた有村架純ちゃんの演技も新境地だった。いつもはひたむきでかわいいけれど芯を持った女の子の役が多いと思うが、今回の役は義理の弟を惑わせる悪魔の役。気性が激しく怒鳴ったり、悪意を持った助言をしたり。性格が悪そうな有村架純最高。特に初登場してきたときの「足が冷えちゃった」ってセリフがなぜか胸に刺さった。

他にも少ししか出演しない役にも名の知れた俳優を使っていてびっくりした。MOSTOFびっくり大賞はスミス役の中村倫也くん。予告の映像にも出てきてなかったしあんな髪形なのでびっくりしました。

 

・緊張する

将棋の対局を画面越しで見ているだけなのになんであんなに息を詰めて緊張して見てしまうのだろうね?この緊張感が長いなって思う原因だったのじゃないだろうか。そして、せっかく将棋の映画を撮っているのだから、もっと碁盤のカットをじっくり見せてくれればいいのにと思った。今何が起きているのかもっと詳しく知りたかった。でも、この映画を見て将棋に興味を持ったっていう人もきっといると思う。ちなみに私も将棋久しぶりにやりたいと思ってさっきアプリでやってました。

 

◎まとめ

キャスト陣の豪華さ、演技込みで面白かったが、原作の良さが生かし切れてはいないなと思った。また後編に向けてもっと盛り上がりがほしかった。

『シン・ゴジラ』を借りた

シンゴジラTSUTAYAで借りてきた。映画館で見たものではないので書き方をいつもと変えてみようと思う。

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ずっと見たかったんだよ!!!!!すっごい話題で日本アカデミー賞もとったしね!!!!でもゴジラってグロいし、キモそう、人が死ぬようなところサスペンス以外で見たくないというのが見る前の感想でした。

 

いや、全然違うね!?

まあ、ゴジラは直視するとキモイし、特に第二形態のゴジラじゃないときとか思わず声が漏れるくらいにはきもかった。

けれど、物語の主軸は人間の知恵を使ってどう対処していくかということで特撮の枠を飛び越えた人間ドラマになっていたと思う。

豪華な俳優陣でぼそぼそ早口でわけがわからない専門用語を話す、こっちとしては聞き取るのが大変。というか、はなからすべてを聞き取らせようとはしてないんじゃないかと思った。でも、なんかわかんないけど日本の頭いい人たちがなんかすごいことしようとしてる!!!!っていうことは伝わってきた。

私はこの作品かなり好きで「この国はまだまだやれる」って希望を持てたよ。日本まだやれる。がんばれる。

 

P.S.個人的にすごくツボだったのは『無人在来線爆弾』でした(笑)

見たこともないものを使ってゴジラに対抗するのではなく、在来線とかビルとかタンク車とか日常で使っているものでゴジラを倒すのが日本っぽいし、リアリティーがあってすごくよかったと思う。

『ララランド』を見た。

 

今回は『ララランド』を見てきた。

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キラキラした作品、意見が分かれる評価、音楽映画などの観点から早く見たくてたまらなかった。

好きだったところ。

・もうとにかくキラキラしていた!!!!

一言でこの作品を言い表すとこうなるかもしれない。きらきらした音楽、ミュージカル、展望台、登場人物の着ている衣装、カメラワーク、主人公二人のなかなか叶わない夢までもがきらきらしていた。洋画は全く見ないし、ミュージカル映画もはじめてだったが、やはり映画館の音響で聞く大音量の音楽はいい。あと曲が終わった後に拍手する間があるのはズルい。したくなる。

衣装に関していえば、カラフルな衣装が外国的だったし黄色や青の原色のワンピースを着たくなった。

カメラワークがすごく好きだった。こちらが酔うんじゃないかと思うほどの大胆なワンカメショー。これによって臨場感が足されて物語や音楽にさらにスピードがあったと思う。

・二人の恋模様

ミアとセブの恋模様、特に二人がくっつくまでの件は下手な胸キュン映画よりきゅんときてしまった。私が特に好きだった曲も二人で歌っていた『Lovely night』なのだが、このときから続く、二人のくっつきそうでくっつかない感じがとても好きだった。映画館での手をつなぐかつながないかの駆け引きだとか、キスをしようとすると必ず邪魔が入ることとか。当人間でもだいぶ焦れていると思うが、観客もかなり焦らされる。この焦らしの効果で二人がくっつく展望台のシーンの幸福感が高まっているんだろう。

 

・予告

最近の日本の映画は予告でストーリーがほぼわかってしまったり、ラスト○○分での大どんでん返しなどわかりやすいものがよくある。(ちなみに『君の名は。』は違った)

これだとわざわざ映画館でお金を払って見る意味がよくわからない。

しかし、今回の映画の予告は違った。ストーリーのキラキラ感、音楽的要素の魅力は伝わってくるがストーリーが物語のあらすじ程度しか伝わってこないのだ。これが興味をひかれる。またミアとセブの出会いのシーンが予告によってミスリードされているのも個人的にはびっくりした。

自分的にはちょうどよい予告だったと思う。

 

◎まとめ

とっても心躍る良質なエンタメ作品だったと思う。邦画ではこういう作品はないだろうし、賛否が分かれるラストも物語の主軸は二人の恋ではなくて二人の夢が叶うかなのでハッピーエンドといえると思う。今年見た映画の中でぶっちぎりでナンバーワンである。

『一週間フレンズ。』を見た。

今回は『一週間フレンズ』を見た。

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私は山崎賢人くんが好きなのだが、世間一般が推しているドS山崎よりかわいい山崎のほうが好きだ。その需要に久しぶりに供給が一致した!!!!!!!

 

好きだったところ。

山崎賢人くんがどちゃくそかわいい!!!

先ほども書いたが久しぶりの(江波戸くん以来の)かわいい山崎賢人くん。笑顔がかわいい。八重歯がかわいい。天使。こーんなにお顔がきれいなのにあの中二病っぽい髪形の転校生のほうがちやほやされるのはなぜだ!?

いっしょに見た友達は山崎くんの大ファンなのだが、彼女はスクリーン上の彼がかわいすぎてストーリーに集中できなかったらしい。全く本末転倒だ。

 

・涙活おすすめ作品

もう後半くらいから涙が止まらなくなる。話はよめまくっていたがやっぱり泣ける。設定がズルいね!?

 

◎まとめ

山崎賢人くんのかわいさと予定調和の涙のための作品だったかなと。予告編でストーリーがだいたいわかっちゃうのはもったいないと思うし、物語の核になるヒロインが記憶をなくした原因が誰にでもあるような些細な事だったのはよくなかったと思う。あんなので記憶なくしてたらこれから生きていけないぞ。

 

ハルチカを見た。

ハルチカ』を見た。

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私の大好きなグループのメンバーである佐藤勝利くん、橋本環奈ちゃんが主演の顔面大勝利、胸キュンスイーツ()映画と予告編を見て思っていたが、どうやら違うらしいと評判だったので気になったので見てみた。

よかったところは

・ミュージカルみたいだった!!!!

吹奏楽のお話だから歌わないんだ。歌わないんだけど、なぜかミュージカルらしさを感じてしまった。吹奏楽部再結成のタイミングで弾いた『上を向いて歩こう』、授業をボイコットしてチカちゃんのために弾いた挑戦の『春の光、夏の風』、チカちゃんが弾くのに成功した後は、同じ曲なのだが少しばかりキラキラ度が増した気がした。歌詞がないのだから直接的に感情が言葉になってはいないのだが、弾いている人の表情や音色で気持ちが伝わってくる。

 

・無音の表現

これも音の使い方になるのだが、この映画は無音のシーンが多く出てくる。例えば、ハルタとチカが二人で楽器を磨いているシーン、ハルタが一人でいるシーン、そしてラストの主演二人の顔がアップになるシーン。吹奏楽がメインの話だからこそ、音楽が流れているシーンと無音のシーンが対比になっている。何もキャストがしゃべらないからこそ私たちが想像することができる。この部分は小説的だといえるかもしれない。

 

・定点カメラ

吹奏楽部のメンバーがぶつかり合うとき、カメラワークが変わらず一点からその光景をながめることになる。発言する人の顔がアップにならないのは珍しい。なぜこの演出にしたのかは考えが及ばなかったが個人的にこのシーンがとても好きだった。

 

◎まとめ

自分的にはこの作品は文学的要素があってとても好きだった。ただ顔がいいだけの男女が”吹キュン”するだけのお話ではない。作品がよかったからこそ、予告編の作り方がとても気になってしまった。届くべき人に届いてない気がする。